人物紹介(今川家:今川義元)

海道一の弓取り「今川義元」

今川家の当主で、その容姿は渋い色男。

威厳のある雰囲気で「海道一の弓取り」と呼ばれるほどの腕前だが、その事を鼻にかけず冗談を交えて話すなど気さくな性格。また、戦の事だけではなく公家文化にも精通している文化人でもある。

娘の今川氏真に対してはかなり甘く、氏真のことになると普段の威厳がなくなってしまう。

CV:胸肩腎 デザイナー:京作

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史実紹介

 第7代当主・今川氏親とその正室である中御門宣胤の娘(寿桂尼)の子で幼名は芳菊丸。
 正室は武田信虎の娘で武田信玄の姉にあたる定恵院。よって、武田信玄の義兄にあたる。
 家系は清和源氏の一家系・河内源氏の流れを汲む足利氏の傍流吉良氏の分家にあたる今川氏。
 多方面に才覚を発揮したが、特に内政面において辣腕を振るい、天文22年(1552年)には「今川仮名目録」の追加法を制定し、さらに商業保護や流通統制、寄親寄子制度による家臣団の結束強化を図るなど優れた行政改革を進めた。
 後にこの政策は江戸幕府を開府した徳川家康によって踏襲されている。
 今川氏の戦国大名への転身を成功させ、所領も駿河・遠江・東三河から、西三河や尾張の一部にまで拡大した。
 しかし尾張に侵攻した際に桶狭間の戦いで織田信長軍の奇襲により戦死した。