| アリア:「ん……」 |
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| アリアが大きく口を開けたかと思った瞬間、フェリクスの肉棒に生温かい息が掛かった。
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| 次いで、柔らかな唇が滑るように亀頭を擦り、そのまま口内へと呑み込んでいく。
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| 一瞬、何が起こったのかとフェリクスは混乱したが、事態は見れば分かるほど分かりやすい状況に陥っていた。
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| フェリクス:「う、あ……ッ!」 |
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| 肉棒の先端に、柔らかく、それでいてぬらぬらしたものが触れる。
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| それがアリアの舌なのだと理解するのに、フェリクスは暫しの時を要した。
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| 今夜はやけに積極的だと思ってはいたが、これはさすがに予想外の行為だ。
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| もちろん、男として悪い気はしなかったが、今はそれ以上に動揺が大きかった。
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| アリア:「む、ぐ……んんっ、む……んっ…………!」 |
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| フェリクスの肉棒を口に含んだまま、アリアがゆっくりと頭を動かす。
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| 手で扱いていたときの行動を応用しているのか、最初から根元まで呑み込んでいった。
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| フェリクス:「くあっ!」 |
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| 股間から、電気のように走り抜ける快感。
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| 射精感が津波のように押し寄せてきて、太ももの内側がぴりぴりと痺れた。
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| アリア:「んぐっ……っ……む、ぅ……んんっ、ぐ…………む、もおぉぉ………………ッ!」 |
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| 頭を動かすたびに、アリアの唇からくぐもった声が漏れる。
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| 肉棒をたらたらと唾液が伝い、そり量が増えるたびに湿った音が大きくなっていった。
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| アリア:「む、ふぁ……ん……ふぇりくふ、ひゃん……きもひ、いいれすか?」 |
| フェリクス:「あ、あぁ……」 |
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| アリアの問いかけに対し、フェリクスが心地良さそうな声を漏らす。
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| 咥えられた肉棒はビクビクと痙攣していて、尿道口からはねっとりとした体液が滲み出し始めていた。
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| アリア:「む、ぢゅっ……ん、くっ……むぐっ、う、んんっ……も、ごぉ………………ッ!」 |
| フェリクス:「――うあっ!」 |
| アリア:「ここ、が……んっ……きもひ、いい……れすか? む、ぢゅっ、ぢゅるっ、ぢゅるるっ!」 |
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| 舌で肉棒の裏を舐めながら、アリアがうっすらと瞳を細める。
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| フェリクスの反応を楽しんでいるようで、舌の動きにわざと強弱をつける節が見られた。
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| フェリクス:「アリ、ア……少し、待っ――――」 |
| フェリクス:「――くおっ!」 |
| アリア:「ず、ちゅっ……ぢゅるるっ、む、ぢゅるぱっ……ぐ、ぢゅぷっ、く……ずぢゅるるるっ!!」 |
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| アリアが口を窄めて、フェリクスの肉棒を強く吸い上げる。
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| 窪んだ部分に舌先を押し付けながら、激しく喉を鳴らしながら奉仕した。
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| フェリクス:「――――ッ!」 |
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| 肉棒がそのまま呑み込まれてしまいそうな感覚に、フェリクスの口から悲鳴にならない声が漏れる。
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| 下腹部では欲望が渦を巻いていて、油断すれば今にも射精まで至ってしまいそうだった。
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| アリア:「ぷはぁっ……ぁ、ん……ちろっ……む、ちゅるっ、ぐちゅるっ、むぐうぅんっ!」 |
| フェリクス:「アリア、もう……離れて、くれ…………」 |
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| 間近に迫った射精の瞬間を覚えて、フェリクスがアリアから離れるため腰を引こうとする。
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| だが――――
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| アリア:「んぢゅむっ、ん、ぐちゅっ、ぶぢゅるるるるるるっ!」 |
| フェリクス:「――おぅっ!!」 |
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| フェリクスの下半身に顔を押し付けるようにして、アリアがさらに肉棒を吸い上げてきた。
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| 当然、射精感はさらに高まり、いつ果ててしまってもおかしくない状態に陥ってしまう。
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| フェリクスは、急いで体を離そうとしたが、それはもう遅すぎる行動だった。
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