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武将史実

 里見家の当主で、上杉謙信・佐竹義重等と結び後北条氏と関東の覇権をめぐって争い続けたが勝敗はつかず、房総半島に勢力を拡大し、里見氏の全盛期を築き上げた。 武将としての器量に優れる一方で野心家でもあり、天文14年(1545年)には安房の鶴谷八幡宮で自らを『副将軍』として願文を納めた。冷徹で計算高い一面もあったようで、同盟家当主である足利義明が戦死すると残りの将兵を見殺しにして、自軍だけであっさりと撤退したという。