最上家

SDキャラクター

最上家家臣。
落ち着きのある佇まいと優しげな顔立ちをした人物だが、常日頃から鍛錬を怠らず、いざという時は頼りになる人物。気持ちが昂ぶると枷が外れ、手加減できなくなるところは数少ない短所。
決して鮭が好きではないが、名前や甲冑の意匠のために、鮭が好きに違いないと思い込まれている。
そんな誤解に対しても、大きな声で不平を言うことのない忍耐強い男。

【デザイナー:つきやま】 【演者:来栖川勇】

史実紹介

 父が大山上城主、武藤氏に敗れ、人質として送られたが後に逃げ帰り、鮭延城の城主となった。天正9年(1581年)最上義光の軍勢に攻撃を受けこれに抗するが、調略で内部から切り崩され、本領安堵を条件に以後最上家に臣従を誓う。
 慶長5年(1600年)、上洛の命に従わない上杉景勝討伐のために徳川家康が挙兵した時、呼応して挙兵する。しかし徳川軍は石田三成の挙兵を受けて進路を転じ、最上は孤立無援で上杉との合戦に臨む。この『関ヶ原の戦い』と時を同じくして行われた『長谷堂城の戦い』は『北の関ヶ原』とも称され、この時、最上義光に従って奮戦し、寡兵で上杉軍を翻弄し、押しとどめた武者振りで勇名を轟かせた。

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