ぎりりと強く力をこめ、一物が踏みつけられる。 |
[天城颯馬] | うぐっ、うううぅ……ッ……! |
脂汗が浮かんでくるほどの苦痛を味わいながらも、薬の影響で一物からは先走りの汁が溢れ続けている。 |
[松永久秀] | 汚いわね。こんなに濡らして……久秀の足も濡れちゃったじゃない! |
[天城颯馬] | うぁッ……ぁああぁッ……! |
ぎゅうっと力をこめて踏みつけられ、俺は情けない声をあげるしかなかった。 |
[松永久秀] | もっと苦しみなさい。それが颯馬に対する罰よ |
[天城颯馬] | うっ……ううぅ……ッ…… |
幾度も幾度も一物を踏みつけられ、俺はそのたびに呻いた。 |
まるで怒りをぶつけるかのような久秀殿の足の動きに、俺は痛みを感じながらも、それとはまた別の感覚も味わっていた。 |
おそらく薬の影響なのだろう。 |
これほどの苦痛を味わいながらも、先端からは蜜が溢れ続けていた。 |
[松永久秀] | どう? 長慶に使うはずだった薬の効き目は? |
[天城颯馬] | い、いったいこの薬は何だ? 体がおかしくなりそうだ……ッ…… |
俺が聞くと、久秀殿は鮮やかな笑みを浮かべた。 |
[松永久秀] | ふふふ、これはね、長慶のために特別に調合させた薬なの。今まで颯馬に使わせていたものの倍以上の効き目はあるはずだよ |
[天城颯馬] | 倍以上…… |
久秀殿の説明を聞き、俺は気が遠くなりそうだった。 |
これまでに渡され、使ってきた薬も、効き目は相当のものだった。 |
だが、自制心の強い長慶様を貶めるには、これぐらい強い効き目のある薬が必要だったのだろう。 |
俺は今、身をもってその効き目を味わっていた。 |
自制心も矜持も羞恥心も、すべてが吹き飛んでしまいそうになる。 |
[松永久秀] | ふふ……涎を垂らしたみたいに濡れてるのね。こんなことされても気持ちいいの? |
[天城颯馬] | や、やめろ……ッ……う、ぐ……ッ……! |
俺の苦痛などおかまいなしに、久秀殿はぐいぐいと足を俺の一物に押し付けてきた。 |
そのたびに激しい痛みを感じながらも、もどかしいような快楽が襲い掛かってくる。 |
両方の感覚があわさると、結局達することが許されない俺にとっては地獄のような苦痛だった。 |
[松永久秀] | やめろ……なんて言える立場? 自分の立場をわきまえたら? |
[天城颯馬] | う……ッ……くぅう……ッ……! |
力で久秀殿を制し、逆に彼女に襲い掛かることは簡単なことだった。 |
本当なら今すぐにでもそうしたい。 |
この昂ぶった一物を彼女の中に埋め、気が狂いそうなぐらいに腰を律動させたい。 |
薬の影響もあり、射精欲は堪えきれないほどになっているのだ。 |
だがそれをあえてしないのは、こうして罰を受けることで、久秀殿の怒りが少しでも和らぐことを望んでいるからだった。 |
出会ってから初めて、俺は彼女を裏切るような行為をしてしまった。 |
それを決めたのは俺自身だけども、その報いは受けなければならないと思うのだ。 |
[松永久秀] | ねぇ、どんな気持ちで久秀のところに来たの?命令を実行することも出来ない役立たずの身のくせに |
[天城颯馬] | と、とりあえず……命令に従えないことを伝えなければと…… |
[松永久秀] | ふうん。でもね、命令に従えない報告なんて、よくできるよね? |
[天城颯馬] | それは……悪かったと…… |
[松永久秀] | でもいいわ。今日はこうして楽しませてもらうの。颯馬は久秀の玩具なんだから |
[天城颯馬] | 玩具…… |
[松永久秀] | 薬の効き具合はどう? こんなことをしても平気? |
久秀殿は楽しそうに笑いながら、足でぐりぐりと俺の一物を踏みつけてくる。 |
先ほどよりも力加減を抑えたその感触に、苦痛を越えて快楽が一気に体を支配した。 |
[天城颯馬] | うっ、く……ッ……ううぅ……ッ…… |
[松永久秀] | まだ出しちゃ駄目よ? 久秀がいいっていうまで我慢しなさい。解った? |