…………本当に、俺が触れてもよいのだろうか?夢だからと言って、本当に……? |
不意に俺の心の中に、そんな躊躇が生まれた。御館様の秘所があまりに無垢だったから、だろうか? |
男の……いや、雄の獣欲をぶつけてよいのだろうか?夢で想い人を穢してよいのだろうか? と、そんな自問が湧き上がってくるのだ。 |
[武田信玄] | よいのですよ、颯馬。好きに……颯馬の好きに動いてください。私は、言ったでしょう? 任せる、と |
[武田信玄] | 貴方は優し過ぎて、自分の行動を縛ろうとしてしまうのですね。ですが、自身の夢の中でくらい、好きに動きなさい |
[武田信玄] | きっと、現実の私も、そう思っています。もっと積極的に接してくれてもよいだろうに、と…… |
[天城颯馬] | そう、ですか? |
[武田信玄] | あ、あまり女に恥をかかさないでください。着物と下着をはがれ、このような格好をしているのに…… |
[武田信玄] | 途中で手を止められては、己が身体がおかしいのかと不安にすら思います。私には、魅力がありませんか? |
[天城颯馬] | そ、そんなことは! じゃあ、その……触れます |
魅力的だからこそ躊躇した柔肉へと、俺は指先を伸ばした。 |
[武田信玄] | んんっ! んっ、はぁ…… |
[天城颯馬] | 痛いでしょうか? |
[武田信玄] | いえ、ただ、ふ、不思議な感覚です。好いた人に触れられると言うのは……こんなにも、身体が……んっ |
御館様は両目を閉じ、俺の指の動きに耐えているようであった。 |
言葉通りに痛みはないようで、その息遣いは決して苦しそうではない。 |
[武田信玄] | んっ、うっ、あっ、はぁ、はぁ、んんっ! はぁ |
きっと自慰もしたことがないのだろう。それ故、俺の指のもたらす未知なる感覚に、御館様は身を震わせる。 |
[武田信玄] | あ、あぁ、あっ、あ! はぁ、そ、そうまぁ……んっ |
御館様の弾む声を受けて、俺の分身もさらにその硬度を上げる。 |
もう、今すぐにでも御館様の膣内に押し込んでしまいたい……が、今しばらくの我慢だ。 |
優しくすると、そう約束したのだ。もう少し濡らさなくては、挿入時に御館様に負担をかけてしまうかもしれない。 |
俺は深く息を吐きながらに、指を動かし続ける。爪で御館様の膣内を傷つけないよう、指の腹で押し揉むように……。 |
[武田信玄] | んんぅ、う、うぅ、はぁ……あ、あっ、あ……くぅ、んっ! |
[武田信玄] | そ、颯馬の指が、うぅ、す、すごく、動いて、いますっ、あぁ…… |
[武田信玄] | へ、変な、気、気分です。背筋が、ゾワゾワして……でも、あっ、んんっ、き、気持ち、いい……? |
[武田信玄] | はぁ、あっ、んっ、気持ち、よく、なってきました。う、んっ、うぅ、颯馬の指で……んっ!あっ! |
くちゅりと、御館様の膣奥に湿り気を感じた。段々と、御館様の身体は潤ってきているようだ。 |
そう言えば指先に感じる熱さも強まっている。もうそろそろ挿入してもよい、だろうか? |
[天城颯馬] | お、御館様……御館様の中に、俺のモノを入れます |
[武田信玄] | は、はい。来て、ください。颯馬と、一つになることを、ずっとずっと、私は……待っていたんです |
[武田信玄] | 指より、もっと大きなモノ。少し、怖いですが……でも、颯馬のモノなのです。好いた男の、身体の一部なのです |
[武田信玄] | きっと、受け入れて見せます。だから……来て?私の中に、入ってきて? 颯馬ぁ…・・・ |
[天城颯馬] | は、はい! 御館様っ! |
とろけたその声に背を押され、俺はついに自身の分身を手に取った。 |
そして硬いそれを、御館様の秘裂に押し当て……ゆっくりと突き入れていく。 |